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プロジェクトの起源

起源

RocketMQは、阿里ババが2012年に開発した分散型メッセージ・ミドルウェアで、数兆規模のメッセージ処理の実現を目的としており、高スループット、低遅延、大量スタック、順序送信/受信といった特徴があります。これは、阿里ババの双十一ショッピングカーニバルや、数多くの業務向けのインターネット・ビジネスシーンにおいて、なくてはならない基盤となっています。同年のうち、阿里ババはRocketMQの最初のバージョンを正式にオープンソース化しています。

2015年、RocketMQは、トランザクションメッセージ、SQLフィルタリング、トレース追跡、タイムドメッセージ、高可用性マルチアクティブといった、メッセージングに関する話題の機能を多数リリースしており、これによって阿里ババの業務はさらに発展しています。これらのメリットから、RocketMQは、阿里ババが独自に研究開発していたもう1つのMQ製品であるNotifyに取って代わり、阿里ババの主要なメッセージ・ミドルウェアとなり、内部アプリケーションの100%に対応しています。2016年、RocketMQは、アリババクラウド上に初めてのフルマネージドサービスを開発し、企業のデジタル転換を支援する、大規模な最新のアプリケーション構築と、大規模クラウドコンピューティングの実践を実現しています。同じ年に、RocketMQは、Apache基金に寄贈され、インキュベータープロジェクトに選定されており、これは将来的に、より多くの開発者にサービスを提供するためのものです。

2017年、Apache基金を卒業後は、RocketMQは、トップレベルプロジェクト(TLP)に指定されています。

誕生から成熟、さらにはApache TLPになるまでのRocketMQの成功は、創設チームや多数の開発者による長年の努力なくしてはあり得ませんでした。

創設チーム

画像名前Apache IDGithub ID時期
vintagewangXiaorui Wangvintagewang@vintagewang2012年にRocketMQを作成
linhillQingshan Linlinhill@hill007299@2013以降
manhongQiudi Yangjodie@jodie.yang@2013以降
fuchongYubao Fufuyou@fuyou001@2013以降
lollipopJixiang Jinlollipop@lollipopjin@2014以降
bumingLi Zhou@zhouli11@2014以降
mingduanZhongliang Chenchenzlalvin@chenzlalvin@2015以降
zhouxinyuXinyu Zhouyukon@zhouxinyu@2016以降
gongyiMeiping Zhang@gongyi-zmp@2016以降
dongeforeverZhenDong Liudongeforever@dongeforever@2016以降